怒りです!!捨て猫について考える

猫学
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はじめに

怒りしかありません。

またうちの庭に生後1か月位の子猫が捨てられていて、すでにうちは2匹飼っているので拾うわけにはいかなかったのですが、夜中も庭でずっと泣いていて心が痛かったです。翌朝、庭に出てみるとまだその子はかぼそい声で必死に泣いていました。


さすがに私も限界でその子を保護しようとしましたが、かなり怯えていて必死にわたしから逃げていきました。子猫だろうとかなり素早く苦労して保護し、骨まで響く強さで私の手に噛みつきました。
手はみるみるうちに腫れて、念のため病院で破傷風の注射と抗生剤をもらいました。
一方、子猫の方も仕事のため普段は行かない近くの動物病院に連れていき、健康診断と予防接種を受けさせました。

ここでまた違和感を感じたのですが、動物病院では怖がる捨て猫に洗濯ネットをかぶせ、無理やり注射をされ、なんの検査もせずに目や耳などを見て病気があるかないかを確認するだけで(病気なし)と診断を下していました。
本当にこんなのでわかるのか?素人の自分でも違和感をもちます。

家にもどり、子猫を温かいタオルでくるみ、抱っこしてあげたらすんなり落ち着きました。どうしてプロの動物病院がこんな事もしないで、いきなり洗濯ネットに入れ身動きをとれない状態にして無理やり注射をするのか??不信感しかありません!

また、NPO法人の動物愛護団体もただ営利目的だけの所もありますので注意が必要です。せっかく保護したのに劣悪な保護団体に預けては本末転倒です。

捨て猫の問題は、ペットを飼うことの責任感や動物福祉について深く考えさせられる社会問題です。街角で見かけることもある捨て猫たちは、私たち人間の無責任な行動の結果として生まれています。今回は、捨て猫の現状、その原因、そして解決に向けた取り組みについて考えてみたいと思います。

#捨て猫保護 #飼い主見つかりました #ありがとう
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捨て猫の現状

日本の捨て猫の状況

日本では毎年多くの猫が捨てられています。環境省のデータによれば、2020年には約3万匹の猫が保護され、その多くが飼い主に引き取られないまま殺処分されています。捨て猫が増える背景には、無責任なペットの飼育や、避妊去勢手術を行わないことが挙げられます。

海外の状況

海外でも捨て猫の問題は深刻です。例えば、アメリカでは年間数百万匹の猫が動物保護施設に収容され、そのうち多くが新しい飼い主を見つけられずに安楽死させられています。オーストラリアやヨーロッパ各国でも同様の問題が存在し、各国で様々な対策が講じられています。

捨て猫が生まれる原因

無責任な飼育

ペットを飼うことは大きな責任を伴います。しかし、一部の飼い主はその責任を十分に理解していません。飼い始めたものの、思っていた以上に手間や費用がかかることが分かると、簡単に捨ててしまうケースがあります。引っ越しやアレルギー、家族構成の変化なども捨てる理由として挙げられます。

繁殖制御の欠如

避妊去勢手術を行わないことも大きな問題です。飼い猫が外に出て、野良猫との間に子猫が生まれると、その子猫たちがまた捨てられたり、野良猫として繁殖を繰り返す悪循環が生まれます。このような背景から、避妊去勢手術の重要性が叫ばれています。

野良猫の存在

野良猫自体も捨て猫の増加に影響しています。野良猫が自由に繁殖することで、地域全体で猫の数が増加し、その結果、捨て猫が増える原因となります。地域猫活動などが行われる一方で、根本的な解決には至っていません。

捨て猫問題への取り組み

保護施設と里親探し

多くの動物保護施設やNPOが、捨て猫の保護と里親探しに取り組んでいます。保護施設では、捨てられた猫を保護し、健康管理や社会化を行った後、里親を募集します。インターネットやSNSを活用した里親探しも広がりを見せていますが、それでもすべての猫が新しい家を見つけられるわけではありません。

避妊去勢手術の推進

避妊去勢手術を推進することで、捨て猫の数を減らす取り組みも行われています。自治体や動物病院では、費用を補助する制度を設けている場合もあります。また、一部の地域では、野良猫に対するTNR(Trap-Neuter-Return:捕獲-不妊-リリース)活動が進められています。これは、野良猫を捕獲し、避妊去勢手術を行った後に元の場所に戻すという方法で、繁殖を防ぐ効果があります。

教育と啓発活動

動物福祉やペットの適正飼育についての教育や啓発活動も重要です。学校や地域のイベントでの講習会、メディアを通じた情報発信などを通じて、ペットを飼うことの責任や、避妊去勢手術の重要性について広く知ってもらう努力が続けられています。

法律の整備

動物愛護法の改正や新しい法制度の導入も、捨て猫問題に対する対策の一環です。ペットショップでの販売規制や、マイクロチップの装着義務化、捨て猫に対する罰則強化などが検討されています。これにより、飼い主の責任を明確にし、無責任な飼育を防ぐことが期待されています。

未来に向けて

捨て猫問題を解決するためには、私たち一人ひとりができることを考え、実行することが大切です。ペットを飼う前に、その責任をしっかりと理解し、終生飼育の覚悟を持つことが求められます。また、避妊去勢手術を行うことで、不幸な猫が生まれることを防ぐことも重要です。

さらに、捨て猫を見かけたら、保護施設やNPOに連絡し、適切な対応を依頼することも大切です。自分自身が里親になることも一つの方法ですが、それが難しい場合でも、寄付やボランティア活動を通じて捨て猫問題の解決に貢献することができます。

捨て猫のその後

捨て猫問題は一朝一夕には解決しませんが、私たち一人ひとりの意識と行動が少しずつでも変わることで、確実に改善していくことができます。動物たちが安心して暮らせる社会を実現するために、私たちができることを考え、行動していきましょう。捨て猫たちに明るい未来を届けるために、今、私たちができることを始めましょう。

そして今回の捨て猫ちゃんですが、私たちは美容室をやっているのでその日のお客様が飼ってくれる事になりました。
8歳のオスの先住猫との相性を気にされていましたが、オスの捨て猫ちゃんと仲良くやってくれているみたいです。

#捨て猫保護 #その後 #先住猫と新入り猫

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