お店に行くと、様々な種類のキャットフードがあって悩んでしまいます。
ついつい可愛さのあまり、パッケージが良くて美味しそうなものを選びがちですが、いつまでも健康で長生きしてもらえるためにキャットフードの正しい選び方を知っておきましょう。
キャットフードの正しい選び方
- 必ず(総合栄養食)を主食にする
- ドライとウエットのメリット、デメリット
- 原材料に注目する
- 合成着色料の入ってないもの
- 成分表を見る
必ず(総合栄養食)を主食にする
総合栄養食とは、それと水さえ与えれば健康を維持できるよう栄養調整されたキャットフードです。これを主食にします。
一般食を主食にしてしまうと栄養過剰や栄養不足になるおそれがあるため、よくパッケージをチェックして下さい。
ドライとウエットのメリット、デメリット
うちでは総合栄養食のカリカリと呼ばれるドライタイプをあげています。
ドライのメリット・・・少量でも高エネルギー、日持ちする、ウェットより安い
ドライのデメリット・・水分摂取が不足がち、添加物が多いものがある
ウエットのメリット・・・水分摂取が増える、柔らかさが猫に適している
ウェットのデメリット・・ドライより割高、歯垢がつきやすい、ドライより多く与える必要がある
原材料に注目する
先頭に書かれている原材料は肉か魚が理想。
穀物よりコストのかかる動物性原料を多く使用しているキャットフードが理想。
ちなみにうちのつむぎが主食としているキャットフードはロイヤルカナンの避妊・去勢後〜7歳頃までの猫のためのものになります。
原材料は
肉類(鶏、七面鳥)、コーン、植物性繊維、小麦、コーングルテン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、動物性油脂、チコリー、魚油、サイリウム、マリーゴールドエキス (ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(Cl、Na、K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
合成着色料の入ってないもの
よく赤、青、黄などに色付けされたキャットフードを見ます。
猫は色により食欲が左右されないため、猫にメリットはありません。
飼い主の購買意欲をあげるために、着色しているだけなので無着色がベストです。
成分表を見る
たんぱく質は30~45%以内・・・たんぱく質は多くても少なすぎても健康が損なわれます。
脂質は10~35%以内・・・脂質は生体の機能を維持する役割もあります。多すぎては肥満になってしまいますので注意が必要です。でも猫にとっては脂質が多いと美味しいにゃ。
粗繊維は5%以下・・・繊維は腸内環境を整え満腹感を与えてくれます。ただしつむぎのように避妊や去勢をした猫ちゃんのキャットフードは減量ようのため満腹感を与えるために繊維が10%程度になっています。
つむぎも大好きなロイヤルカナンの成分表はこちらです。
成分(保証分析値) | たんぱく質33.0 %以上 脂質8.0 %以上 粗繊維10.8 %以下 灰分10.1 %以下 水分6.5 %以下 |
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食物繊維 | 18.2 % |
ビタミン(1kg中) | A27,500 IU/kgD31,000 IU/kgE560 mg/kg |
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カロリー含有量 (代謝エネルギー) | 335 kcal/100g |
キャットフードの正しい選び方まとめ
キャットフードには総合栄養食と一般食の2種類があり、主食は必ず総合栄養食にする事。爆発的な人気のちゅーるは、猫が最も好むトロっとした濃厚な液体です。
塩分や食品添加物も含まれるため上げ過ぎには注意が必要です。
濃い味に慣れてしまうと普通のキャットフードでは物足りなくなりますので、ご褒美の時にあげる位がちょうど良いでしょう。
私もそうですが、猫にゴロゴロと言い寄られるとついついご飯を余計にあげたくなります。要求するゴロゴロは通常より高い音で、その周波数は人間の赤ちゃんの泣き声と同等みたいです。それを聞くと人間はすぐに要求を聞いてあげなくては!という気持ちになるそうです。
おやつを与えたら主食を減らすなどのちょっとした工夫も猫が健康で長生きしてくれる秘訣だと思います。
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